9月29日、味の素スタジアムで行われたラグビーワールドカップ一次リーグのウェールズ対オーストラリア戦。試合は、29対25と大接戦の末、ウェールズが勝利しました。しかし、この試合で、味の素スタジアムの照明が一部消えるというハプニングが起こりました。
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味の素スタジアム
味の素スタジアム(東京スタジアム)といえば、FC東京と東京ヴェルディがホームスタジアムとしてよく知られています。
場所は、東京都調布市にあり、スタンドは上層(20,600席)、下層(29,370席)の2層からなっており、合計49,970席と国内最大級のスタジアムです。
サッカーだけでなく、ラグビーや様々なイベントコンサートとしても利用可能で、2011年の東日本大震災の際には避難所として利用されたこともあります。
また、映画撮影でも毎度毎度のごとく、味の素スタジアムで撮影していますね。
2001年の設立以降、幅広い分野で使用され、一般的なイメージとしては割と新し目の設備の整ったスタジアムというのが概ね適切な表現ではないでしょうか?
ラグビー試合中に照明はなぜ消えた?
照明消灯ハプニングは、2019年9月29日に行われたラグビーワールドカップ一次リーグ、ウェールズ対オーストラリア戦で起きました。
試合は、後半36分、ウェールズがオーストラリアコート内でペナルティ。
4点差を追いかるオーストラリアは反撃モード全開!
そのとき、突如味の素スタジアムの照明が消えたのです。
消えたのは半分ほど。
特にスタンド上部の照明が消え、選手がスポットライトを浴びたように映し出されました。
この照明が消えるハプニングの理由は一体何のでしょう?
なぜ最新鋭の設備を持つ味の素スタジアムの照明が試合中にも関わらず、突如消えたのでしょうか?
理由は、試合中に発電機が故障したため、意図的にスタジアムの照度を落としたとのことです。
試合続行の理由とは
試合開始は16時45分。
照明が消えたのは18時頃。
そのため、まだ多少日があったものの試合はワールドカップという大舞台です。
試合を中断したり、照明の回復を待ったり、いろんな選択肢があるなかでなぜ試合を続行したのでしょうか?
最終判断は審判によるものですので、断言はできませんが、その理由はシンプルに通常より少ない照明でも試合続行可能と判断したからではないでしょうか?
実際、照明が一部消えたといえど、選手がいるピッチの上は結構明るかったです、
ピッチにいる選手じゃないと、照明が消えたことによる不具合はわかりませんが、観客席から客観的にみると全然試合ができそうな感じでした。
負けたウェールズ側からも特に不平不満の声は上がっていないようです。
過去に、2005年のJ1J2入れ替え戦(甲府対鹿島)が、山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われた際も、試合途中で照明が消えるというハプニングがありました。
当時は、「魔物」がいるなどと称され、入れ替え戦ということもあって、試合の盛り上がりに照明のハプニングが拍車をかける展開となりました。
今回の味の素スタジアムは試合の盛り上がりに拍車をかけるという感じではありませんでしたが、実際かなりの熱戦となり、素晴らしいゲームになったのではないでしょうか?
照明のハプンングだけを切り取ると、味の素スタジアムどうなってんだよ!ちゃんとしろよ!となりがちですが、スポーツの中で起きるハプニングにはいつも何かしらドラマがあるのでは?と個人的には思っちゃいます。
皆さんはどう思われますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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