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御嶽海の変化の何が悪い!変化が批判されている理由とは?

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大相撲秋場所で7場所ぶり2度目の優勝を達成した関脇御嶽海。なかでも貴景勝との立会いで御嶽海が見せた「変化」が話題を呼んでいるのでまとめました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190921-09210977-nksports-fight

御嶽海の変化の何が悪い!

話題の貴景勝との立会いでの「変化」の動画。

こちらを見ていただくとわかる通り、御嶽海は「変化」を決めて勝利を収めています。

そもそも「変化」とは、立合いで相手の攻撃を見て、相手の左側か右側へ体をかわすこと。

つまり、ハッケヨーイ、ノコッタ!の瞬間に、体をぶつけ合うのではなく、うまくかわしてそのまま勝負を決めてしまうことを意味します。

実際に、御嶽海は「変化」を巧みに決めて、千秋楽の優勝をなっし遂げたわけです。

にも関わらず、世間では批判の声が。

変化が批判されている理由とは?

変化は列記とした相撲の戦術の一つで、誰もが知っている技です。

そして、ルール違反でもありません。

 

ただ、「変化」はある種の奇襲であり、意表をついた戦法なのです。

相撲には「ぶつかり稽古」という言葉があるように、相撲の醍醐味は、大きな体でぶつかり合うこと。

そのため、見てる側からすると、おもしろくないのです。

相撲の稽古でも、「変化」の練習はまずすることはなく、卑怯な手として暗黙の解釈があるのも事実なのです。

そのため、立会いで「変化」を行うと毎回決まって批判の声が出るというわけですね。

 

ただ、それならルールで「変化」を禁止すればいいじゃん?

というのが変化賛成派の意見。

魅せることも大切ですが、番付を上げたい!いい成績を残したい!との思いで戦う関取からすれば、「変化」を使うことは自然なことだと考えられます。


 

過去に「変化」を使った横綱

相撲界では横綱に対して「品格」という過去に「変化」を使って勝利を挙げた横綱もたくさにることも事実。

最近の時代だと、

・白鵬

2016年の千秋楽での横綱日馬富士との横綱対決。

この大一番を白鵬は立ち合いの変化で勝利。

試合終了後、批判が殺到し白鵬は泣いて謝る事態にまで発展。

 

・鶴竜

2015年秋場所での大関稀勢の里との立会い。

横綱初優勝を狙う鶴竜は変化で勝利。

批判したいし、鶴竜は「承知の上で勝負に行きました」と弁解は一切せず、その開き直りが話題に。

 

御嶽海のプロフィール

http://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/3620/

御嶽海 久司
(みたけうみ ひさし)
所属部屋 出羽海
本名 大道 久司
しこ名履歴 御嶽海
番付 関脇
生年月日 平成4年12月25日
出身地 長野県木曽郡上松町
身長 180.0cm
体重 177.0kg
得意技 突き・押し

 

御嶽海の国籍

御嶽海は日本生まれ日本育ちの日本人ですが、母親がフィリピン人。

父親は日本人ですので、日本とフィリピンのハーフです。

母親のマルガリータさんは地元長野でスナックを経営されています。

 

御嶽海の先場所成績

御嶽海の7月場所(名古屋)での成績は、9勝6敗。

秋場所で「変化」を使って批判を受けたわけですが、今回の優勝でもうすぐ大関間近だと報じられています。

 

まとめ

今回は御嶽海の「変化」、また相撲界における「変化」のイメージについてまとめました。

実際のところ、批判はあるものの結果が全ての世界なので、要領よくやればいいのでは?

と個人的には思っちゃいます。

 

ただ、白鵬が泣いて謝ったように、横綱までいくと「品格」が問われるのは仕方ありません。

やっぱり奇襲としてここ一番のときにとっておくのがベストかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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