日本歴代興行収入を誇る映画『千と千尋の神隠し』。スタジオジブリの作品の中でも、特にこれが好き!という方もたくさんいらっしゃいますよね。そんな『千と千尋の神隠し』に登場した坊(ボー)というキャラクターを覚えていますか?今回はその「坊」にスポットを当てて、セリフや名言、声優に関して調査しました!
今夜放送の「千と千尋の神隠し」📺湯婆婆の愛息子・坊の声を演じているのは当時8歳の神木隆之介さんですぅー😆実は日本映画の歴代興行収入ランキングTOP3の作品全て、神木さんが声優として参加しているんですよ❗か…神ってます✨✨#kinro #神木隆之介 #千と千尋の神隠し pic.twitter.com/HKcGUWDNeR
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 20, 2017
『千と千尋の神隠し』の坊(ボー)ってそもそも何者?
そもそも、『千と千尋の神隠し』に出てくる坊というキャラクターとはどんな存在なんでしょうか?まずそこからご説明しましょう!
『千と千尋の神隠し』は、千尋という主人公が突然異世界に迷いこんでしまうところから物語が始まります。千尋は、異世界で魔女の湯婆婆(ゆばーば)から名前を取られ、“千”という名前で湯屋「油屋」で働き始めます。
坊とは、湯婆婆の息子。湯婆婆は、働くことになる湯屋「油屋」の経営者でもあります。
坊の見た目は巨大な赤ん坊で、赤い腹かけをしています。性格は、湯婆婆に甘やかされて育っているため、とっても我がまま。思い通りにいかないと癇癪を起して、部屋で暴れまわります。坊は巨大なので、その暴れた勢いで部屋が破壊されるなんてことも……。
現に主人公である千尋が坊の部屋に訪れた際にも、「ここにいて坊とお遊びしろ」とわがままを言って癇癪を起します。困ったキャラクターですが、なんだか憎めないのが坊なのです。
しかし、物語の中盤で、坊は湯婆婆の双子の姉である銭婆(ぜにーば)に魔法で小太りなネズミに変えられてしまいます。
その後、ネズミとなった坊は千尋とともに冒険をします。湯婆婆から過保護に育てられ、部屋から出たことがなかった坊ですが、旅をして初めて外の世界を知って成長していきます。
千と千尋の神隠しは主人公の千尋の成長物語でもありますが、坊が親離れをする成長物語でもあります。是非、千尋だけではなく、坊にも注目して鑑賞してみてくださいね!
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坊のセリフがかわいい!セリフ・名言は?
そんな坊のセリフや名言はどういったものなのでしょうか?ご紹介していきます!
まず、登場シーンです。坊の子供部屋に千尋が隠れた時、遊ぶようにせがむセリフがちょっと怖いけどかわいくもあります。
「おんもは体にわるいんだぞ。ここにいて坊とお遊びしろ」「行ったら泣いちゃうぞ。坊がないたらすぐばぁばが来ておまえなんか殺しちゃうぞ。こんな手すぐ折っちゃうぞ」など……。
怖いですが、千尋と遊びたいがための言葉なんですよね。
また、ラストで千尋が豚の中から両親を探すという試練を受けるシーンでのセリフ。
湯婆婆が千尋と両親を元の世界に戻すことを「そう簡単にはいかないよ、世の中には決まりというものがあるんだ」と渋ります。
すると、坊は「ばぁばのケチ。もうやめなよ」「千を泣かしたらばぁば嫌いになっちゃうからね」と千尋をかばうのです。
ここでの坊は、すでに千尋と冒険をして成長した坊なので、登場シーンのわがままだった頃と異なります。今まで反抗することのなかった、母親である湯婆婆に対して言うセリフがまさに名言ですよね。
坊の声は実はあの人だった!
そして気になるのが坊の声優さんです。とってもかわいらしい声なんですが、いったい誰なのでしょうか?
それは、なんと驚きですが俳優の神木隆之介さん!当時8歳だったそうです。
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神木さんは他にも「ハウルの動く城」「借りぐらしのアリエッティ」などのジブリ作品に参加されています。
また、ジブリだけでなく「サマーウォーズ」や「君の名は。」でも主人公の声優は神木さんだったり……。俳優だけでなく、声優としても活躍されていて本当に多彩ですよね!
まとめ
今回は『千と千尋の神隠し』の坊というキャラクターに焦点を当ててご紹介しました。是非、既に観たことがあるという方も、初めて観るという方も坊に注目して『千と千尋の神隠し』をご鑑賞くださいね!