第101回全国高校野球選手権大会第11日の17日、星稜(石川)が、智弁和歌山(和歌山)を今大会初のタイブレークを制し、ベスト8進出を決めました。最後のサヨナラホームランは鳥肌ものでしたね。投げては、星稜奥川恭伸投手が14回を完投し23奪三振。
第2試合 延長タイブレークの熱戦を #星稜 が制す!!
星稜 4x -1 #智弁和歌山 (延長14回)
延長14回を1人で投げ抜いた #奥川 投手は涙!!#高校野球 #甲子園 #奥川くん
試合詳細はhttps://t.co/mlGRL3wOrv pic.twitter.com/DneBN4CNcY— NHK甲子園 (@nhk_koushien) August 17, 2019
あの松井裕樹(桐光学園→楽天)の奪三振記録を超えたのでは?と話題になっているので、調べてみました。
星稜奥川恭伸が松井裕樹超え?
実際、星稜の奥川恭伸投手は、松井裕樹を超えたのでしょうか?
松井裕樹(桐光学園→楽天)の奪三振記録
おはようございます。8月17日の東京本社1面は、またも大記録を打ち立てた桐光学園(神奈川)の松井裕樹投手です。夏の甲子園2回戦で強打の常総学院(茨城)を相手に毎回の19奪三振。1回戦の22奪三振と合わせ、2戦合計で41奪三振です。 pic.twitter.com/0IKnErf2
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 16, 2012
2012年の夏の甲子園、桐光学園と今治西の1回戦で松井裕樹の記録は生まれました。
その数、なんと22奪三振で9回を完封。
ポイントは、9イニングで22奪三振というところです。
ちなみにですが、2回戦でも常総学院(茨城)相手に19奪三振をとっています。
奥川恭伸は?
【24年ぶり8強】星稜が延長14回タイブレークでサヨナラ3ラン、奥川は165球圧巻23Khttps://t.co/aXg3JR1nki
激闘を制し、4-1で智弁和歌山に勝利した。石川代表が和歌山代表に勝利するのは初めて。 pic.twitter.com/zVj8RZoEnF
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 17, 2019
奥川恭伸投手は、23奪三振。
1試合での奪三振数は松井裕樹を上回っています。
ただ、23奪三振を奪った智弁和歌山戦は延長14回まで行われました。
ですので、奥川恭伸投手は、松井裕樹の1試合奪三振記録は超えているものの、延長戦ありきなので、正確に比べにくいというところがあります。
ちなみにですが、今回の奥川投手のように延長戦ありきで、奪三振記録を算出した場合、奥川投手より多く奪三振をとった選手が過去にいたんです。その名も板東英二!えーーーーっ!あのゆで卵おじさんが!!って感じですよね笑
板東英二がトレンドに入ってる中で
板東英二って野球選手だったの!?
ってツイート見て震えてる。
ゆで卵の妖精とでも思ってるの?笑 pic.twitter.com/CBT6Qk3aDr— 醍醐 (@aiken_reon) August 17, 2019
板東英二さんは、1958年、徳島商業高校時代に、18イニングを投げ25奪三振を奪うという大記録を持っています!
しかも、延長18回まで投げたあと、中1日で延長25回まで一人で投げ抜くという伝説も。
板東英二さん、いままでただのゆで卵おじさんだと思ってました.....すみません.....
歴代奪三振記録ランキング
じゃあ、歴代三振記録ランキングはどうなの?
って気になったので、調べてみました。「延長戦あり」と「延長戦なし」で分けて考えてます。
延長戦あり
1位 坂東英二 25奪三振(18イニング)
2位 奥川恭伸 23奪三振(13イニング)
2位 江川卓 23奪三振(15イニング)
3位 松井裕樹 22奪三振 (9イニング)
4位 松井裕樹 20奪三振 (9イニング)
奥川投手と同数2位で、江川卓(作新学院)さんが入ってますね!でも、イニング数は奥川投手の方が少ない。
ただ、それでも松井裕樹が3、4位に2つも入ってるのがやばすぎ......
延長戦なし
1位はいわずもがな松井裕樹の22奪三振ですよね!
2位は、戸田善紀さんというPL学園の選手で、21奪三振。ソフトバンクホークスの工藤公康監督も愛工大名電時代に21奪三振を記録しています。
3位以降は、正確な情報が得られませんでした。。
最後に
奥川投手、本当におめでとうございます!個人的には、板東英二さんってすごい人だったんだと驚きです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました!