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NHKクロ現「身体拘束」特集が炎上?介護現場から批判殺到!

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「身体拘束」というワードがトレンドに入っていて気になったので調べてみました。

2019年9月11日に放送されたNHK「クローズアップ現代+」で身体拘束について取り上げられた内容に対して、批判が殺到しトレンドに入っているようでしたので、詳細をまとめていきます。

NHK「クローズアップ現代+」とは?

「クローズアップ現代+」とはNHKで毎週火曜・水曜・木曜の午後10時〜放送されている番組です。

番組では、「社会のいまに正面から向き合い、世の中の関心に応える」をテーマにしています。また世間の人々が知りたいこと、知ってほしいこと…ジャンルを問わずテーマを深掘りし、混とんとする社会の羅針盤になることを目指している番組です。

 

批判が殺到している「身体拘束」についての放送内容とは?

そんなクロ現が2019年9月11日に放送された内容について批判が殺到しています。

放送内容

治療や患者の安全を理由にベッドや車いすにしばられる「身体拘束」。これまで主に精神科病院で問題視されてきたが、国の最新の調査で、一般病院に入院している認知症の人の半数近くが身体拘束されていることが明らかになった。また認知症でない人も多く拘束され、心身にダメージを受けたというケースも報告されている。患者の高齢化で認知症の割合が急増する一方、ケアの人員は手薄で、治療や安全のため、やむを得ず拘束を選ぶという病院が少なくないのだ。一方で、患者本位のケアや小さな工夫の積み重ねで拘束を減らすことに成功した病院も出てきている。医療現場を徹底的にルポし、身体拘束を減らすためのヒントを探る。

引用:https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4327/index.html

身体拘束とは?

身体拘束の意味・定義については様々な捉え方があると思いますが・・・

一般的には、高齢者への身体拘束とは、施設や病院などで、認知症などの高齢者を、「治療のじゃまになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、ひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、ベッドや車椅子に縛ったりすることをいいます。元々は精神科の病院で行われていたそうです。

では、クロ現では「身体拘束」についてどのように放送していたのでしょうか?

番組冒頭では、「身体拘束」が一般病院でも広がっているという実態を紹介します。そして、 一般病院に入院する認知症の人の44.5%が身体拘束されているというのです。限られた人手で患者の安全を守るためには、拘束せざるを得ないと言います。

番組内では、老人ホームで暮らす母親と息子の男性を取り上げます。男性は4年前、持病で入院した母親を見舞ったとき、男性は両手両足を拘束された母親の姿をみたと言います。男性が病院側に身体拘束の真意を尋ねると、病院は点滴を抜いてしまい治療が出来ない、夜で歩くので安全を保てないなどと拘束の理由を説明しました。男性が拘束をやめるように病院側に伝えるも、拒否され、やむなく転院するのです。

そして実際にNHKのアナウンサーが身体拘束を体験します。

(出典:https://www.norestraint.org/%E9%9A%94%E9%9B%A2-%E8%BA%AB%E4%BD%93%E6%8B%98%E6%9D%9F%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E6%BA%96%E5%82%99%E4%B8%AD/)

そして約2時間の拘束を終えたアナウンサーは「心が折れました」などと話しました。

その後スタジオでは「身体拘束」を削減するための国の取り組むなどを紹介します。

 介護現場からは批判の声が殺到

しかし、このクロ現内容に対して批判が殺到します。

正直私も今日まで「身体拘束」という実態を知りませんでした。

身近な親族などにそういう状況の人などがおらず、また介護や医療の現場を知らなかったからです。

介護や医療現場で働く人たちからは、もっと本当の現場の実態を取材してほしい」「身体拘束をする方もしたくてやっている訳ではない」「止むを得ない時もあるんだ・・・」「何も知らないのに勝手なことを言うな」など批判の声が多くありました。

最後に

いつ親の介護が必要になるかもわからないし、身近な人が「身体拘束」にされるかもしれない。

そんな時に、無知な状態では恥ずかしい、今回のことを機にしっかりと勉強したいと私は思いました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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