暴行問題で謹慎中の貴ノ富士ですが、日本相撲協会のコンプライアンス委員会と師匠の千賀ノ浦親方から引退勧告を迫られているとして、話題になっているのでまとめました。
貴ノ富士が引退寸前!
付き人への2度の暴力事件により、謹慎中の十両貴ノ富士(たかのふじ)ですが、日本相撲協会のコンプライアンス委員会と師匠の千賀ノ浦親方に、引退を勧告されているとし、スポーツ庁に自身の措置をもう少しどうにかならないかと、泣き寝入りしています。
今回の件を改めて整理すると、
2018年 春場所
付け人の年上力士の顔面を何度も殴る暴力問題
翌日から謹慎処分に、夏場所も出場停止
↓
2019年8月31日
再度、付き人を暴行
師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が鏡山コンプライアンス部長(元関脇多賀竜)に報告
もちろん謹慎。
↓
2019年9月25日
貴ノ富士が、スポーツ庁に上申書を提出
(日本相撲協会のコンプライアンス委員会と師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)から引退を勧告されていると主張し、もうすこし寛大な処分にしてほしいという内容)
このようになります。
そもそもなんでスポーツ庁なんだ!って感じですが、もう泣きつきところがないんでしょう。
2回の暴力事件で、貴ノ富士はかなり立場的にやばい状況になっています。
貴ノ富士がもう相撲界に戻れない本当の理由とは?
今回、スポーツ庁に上申書を提出した貴ノ富士ですが、どうあがいてももう相撲界には戻れないと言われています。
その理由は、相撲界の後援会には、大物政治家がたくさんいるという背景があり、スポーツ庁は相撲界(相撲協会)に対して甘い対応しか取れないからです。
貴ノ富士もスポーツ庁と相撲界の関係性については、理解の上でしょう。
しかし、もう泣きつく場所がなく、仕方なしにスポーツ庁に打診したというところが妥当なのではないでしょうか?
今回の件で、貴ノ富士の行動が相撲界やスポーツ庁に一石を投じる形になれば、まだいいですが、2回の暴力事件を起こしている信用の無さから言うと、大きな話題にすらならない可能性も十分あります。
この件に対して、世間でも厳しい声が多いです。
・相撲界では親方から引退を薦められたら、ましてや自分に非がある場合はそっと去っていくのが当たり前だと思ってたから。これも時代なのかなぁ…やり方としては理屈に則ってるんだけど、感情で見たら気持ちが悪い。
・協会に要望書とかスポーツ庁に上申書ってことは、個人的に弁護士頼んだんだね。 なおさら相撲界はあの子に向いてないんじゃない?って思うな。
けっこう厳しい意見ですよね。
貴ノ富士が相撲界に戻るためには、世論を味方につけたかったところですが、そうもいかないようです。
記者会見も近々行うという話も出てますので、そこがラストチャンスではないでしょうか?
貴ノ富士のプロフィール
貴ノ富士 三造 (たかのふじ さんぞう) |
|
所属部屋 | 千賀ノ浦 |
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本名 | 上山 剛 |
しこ名履歴 | 貴公俊 → 貴ノ富士 |
番付 | 十両五枚目 |
生年月日 | 平成9年5月13日 |
出身地 | 栃木県小山市 |
身長 | 190.0cm |
体重 | 157.0kg |
得意技 | 右四つ・寄り |
父が日本人、母がフィリピン人の両親のもと、一卵性双生児の弟として栃木県小山市に生まれました。
幼少期は、サッカー、空手、バスケットボールなどたくさんのスポーツを経験。
バスケットでは中学時代に茨城県選抜として、全国3位になった経験も。
平成25年3月に貴乃花部屋に入門。デビュー当初は、双子の力士として注目を集めていました。
しかしながら、十両に昇格した直後に暴力事件。
その後、平成30年10月、貴乃花部屋の閉鎖により、兄と共に千賀ノ浦部屋に移籍。
そして、また暴力事件を起こす。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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